- 曲名
- ポルトガル語:Cântico da Liberdade
英語:Chant of Liberty
日本語:自由の歌 - 作詞
- ミルカル・スペンセル・ロペス(Amílcar Spencer Lopes)
- 作曲
- アダルベルト・イジノ・タヴァレス・シルヴァ(Adalberto Higino Tavares Silva)
- 採用時期
- 1996年
カーボベルデ共和国の国歌「自由の歌」の解説
カーボベルデ共和国の国歌「Cântico da Liberdade」(自由の歌)は、ミルカル・スペンセル・ロペスが作詞、アダルベルト・イジノ・タヴァレス・シルヴァが作曲した曲です。
ギニアビサウ共和国とカーボベルデ共和国の共通の国歌だった「わが愛しき祖国」(Esta é a Nossa Pátria Bem Amada)に代わり、1996年に公式にカーボベルデ共和国の国歌に制定されています。
※ギニアビサウ共和国の国歌は、現在も「わが愛しき祖国」(Esta é a Nossa Pátria Bem Amada)です。
国歌の「Cântico da Liberdade」(自由の歌)は、国家元首が出席するすべての公的行事の開始時と終了時、また全国的なパーティーやラジオおよびテレビ放送の開始時と終了時にも演奏される決まりとなっています。
カーボベルデ共和国の国歌「自由の歌」の歌詞
ポルトガル語:Cântico da Liberdade |
英語訳:Song of Freedom |
|---|---|
|
Canta, irmão
Com dignidade, enterra a semente
Canta, irmão |
Sing, brother
With dignity, bury the seed
Sing, brother |
「自由の歌」の日本語訳
歌え 兄弟よ
歌え 我が兄弟よ
自由とは賛歌であり
人は揺るぎなきものなのだから
威厳を持ちて
種を植えよ
この不毛の土壌に
人生の困難の時こそ
希望は海の如く
我らを大きく包み込むのだ
海と風は見守っている
絶え間なく
星々と
大西洋との間で
我らは自由の歌を唱えよう
歌え 兄弟よ
歌え 我が兄弟よ
自由とは賛歌であり
人は揺るぎなきものなのだから
カーボベルデ共和国の国歌「自由の歌」の視聴
演奏バージョンです。
カーボベルデの概要
- 正式国名
-
ポルトガル語:República de Cabo Verde。通称、Cabo Verde(カーブ・ヴェルジュ)。
英語表記:Republic of Cabo Verde。
日本語表記:カーボベルデ共和国。通称、カーボベルデ。カーボヴェルデ、カボベルデとも表記。 - 独立
- ポルトガルから1975年7月5日に独立。
- 首都
- プライア(Praia)
- 面積
- 4,033km2(166位)
- 人口
- 55万6000人(167位 / 2020年総計)
- 政治体制
- 共和制、半大統領制の立憲国家。国家元首である大統領は国民の直接選挙により選出され、任期は5年。立法府は一院制の国民議会(定数72議席)。比例代表制に基づき国民の直接選挙で選出され、任期は5年。
- 民族構成
- クレオール(ムラート)が71%、アフリカ系が28%、ヨーロッパ系が1%。
- 言語
- 公用語はポルトガル語ですが、広く使われている言語は、クレオールであるカーボベルデ・クレオール語。
- 宗教
- 国民の85%がローマ・カトリック。その他、プロテスタント諸宗派、バハーイー教、ムスリムなど。
- 通貨
- カーボベルデ・エスクード(CVE)





