- 曲名
- 勇敢なるドミニカ人
スペイン語:Quisqueyanos valientes - 作詞
- Emilio Prud’Homme
- 作曲
- José Rufino Reyes Siancas
- 採用時期
- 1934年
ドミニカ共和国の国歌「勇敢なるドミニカ人」の解説
ドミニカ共和国の国歌「勇敢なるドミニカ人」(Quisqueyanos valientes)は、Emilio Prud’Hommeが作詞し、José Rufino Reyes Siancasが作曲し、1883年8月17日に公開されました。
原題「Quisqueyanos valientes」の「Quisqueyanos」とは、原住民タイノ人の言葉で「イスパニョーラ島」を指す言葉で、転じてドミニカという意味を持つようになりました。
その後、作詞を手がけたEmilio Prud’Hommeは、1897年に歌詞に手をいれましたが、国会で激しい議論を巻き起した後、1897年6月7日に国歌として採択されました。
しかしながら、当時の大統領だったUlises Heureauxは、作詞者のEmilio Prud’Hommeが政権の反対派だったため、拒否権を行使。1934年になって、ようやく正式に国歌として認められました。
ドミニカ共和国の国歌「勇敢なるドミニカ人」の歌詞
スペイン語 |
英語訳 |
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Quisqueyanos valientes, alcemos
¡Salve! el pueblo que, intrépido y fuerte,
Ningún pueblo ser libre merece
Mas Quisqueya la indómita y brava
Que si dolo y ardid la expusieron
Que en la cima de heroíco baluarte
Y si pudo inconsulto caudillo
Y el incendio que atónito deja
Compatriotas, mostremos erguida
Que es santuario de amor cada pecho
¡Libertad! que aún se yergue serena
¡Libertad! Que los ecos se agiten |
Brave Quisqueyans,
Hail, the nation who strong and intrepid,
No people deserves to have freedom
But Quisqueya the brave and indomitable
And if fraud and cunning exposed her
At the top of our heroic bastion,
And if could inconsiderate leader
And the fire that leaves shocked
Compatriots, let’s show erect our
That she is a sanctuary of love
Liberty that still serenely lifts up
Liberty! Let the echoes agitate |
ドミニカ共和国の国歌「勇敢なるドミニカ人」の視聴(動画ファイル)
合唱バージョン。
複数の歌手による歌唱バージョン。
ドミニカ共和国の概要
- 正式国名
- ドミニカ共和国
スペイン語:República Dominicana
英語:Dominican Republic - 独立
- 1845年ハイチより独立。
- 首都
- サント・ドミンゴ / Santo Domingo
- 面積
- 48,730km2(127位)
- 人口
- 1084万8,000人(84位 / 2020年総計)
- 政治体制
- 立憲共和制。元首は直接投票による大統領で任期は4年。議会は上院(定員32名)と下院(定員150名)の2院制。
- 民族構成
- ヨーロッパ系が16%、アフリカ系が11%、ムラート(ヨーロッパ系白人とアフリカ系とのハーフ)が73%。人口の10~20%は先住民であるタイノ族の血が流れていると言われています。
- 言語
- スペイン語が公用語ですが、一般にはカリブ・スペイン語の方言のスペイン語ドミニカ共和国方言が話されています。また、移民によってハイチ・クレオール語なども話されています。
- 宗教
- ローマ・カトリックが64%、他。
- 通貨
- ドミニカ・ペソ(DOP)