- 曲名
- モーリタニアの国歌 / نشيد وطني موريتاني / National Anthem of Mauritania
- 作詞
- Baba Ould Cheikh
- 作曲
- Tolia Nikiprowetzky
- 採用時期
- 1960年
モーリタニア・イスラム共和国国歌の解説
「モーリタニアの国歌」(National Anthem of Mauritani)は、18世紀の詩人であるBaba Ould Cheikh が書いた詩を元にしています。
メロディは、伝統的な曲を元にTolia Nikiprowetzky によって作曲(アレンジ)されています。
モーリタニアがフランスから独立した1960年に正式に国歌として採用されました。
「モーリタニアの国歌」は、非常に複雑なリズムを持っており、歌うことは至難の業と言われるほど独特です。
実際、モーリタニアでもあまり歌詞が歌われることはなく、多くの場合、演奏のみです。
モーリタニア・イスラム共和国の国歌の歌詞
نشيد وطني موريتاني |
英語訳: National Anthem of Mauritania |
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كن للاله ناصرا وأنكر المناكرا |
Be a helper for God, and censure what is forbidden, |
「モーリタニアの国歌」の視聴
民族調のボーカル・バージョンです。本当に複雑な曲ですね!
合唱バージョンです。
演奏バージョンです。
モーリタニアの概要
- 正式国名
- モーリタニア・イスラム共和国
アラビア語: الجمهورية الإسلامية الموريتانية(Al-Jumhuriya al-Islamiya al-Muritaniya)
フランス語: République islamique de Mauritanie
英語表記: Islamic Republic of Mauritania - 独立
- 1960年11月28日、フランスより独立。
- 首都
- ヌアクショット(Nouakchott)
- 面積
- 1,030,700km²(28位)
- 人口
- 465万人(125位 / 2020年総計)
- 政治体制
- 共和制。
- 民族構成
- 国民の40%がムーア人(アラブ人とベルベル人の混血)と黒人の混血、残りの30%ずつがムーア人と黒人。黒人諸民族は、人口の7%を占めるウォロフ人のほか、トゥクロール人、セレール族、ソニンケ族、プル人など。
- 言語
- 公用語はアラビア語。モーリタニアでは「ハッサーニーヤ」と呼ばれる黒人言語やベルベル語、フランス語の影響を受けたアラビア語が話されています。高等教育を受けた者の間では多くフランス語も話されています。
- 宗教
- イスラム教を国教としており、1991年の憲法改正でイスラム法(シャリーア)が正式に採用されています。イスラム教徒の比率は99.1%で、非イスラム教徒はほぼ外国人と言われています。
- 通貨
- ウギア(MRO)