- 曲名
- 勇敢なる人民に栄光を / Gloria al Bravo Pueblo (別名:ベネズエラのラ・マルセイエーズ / La Marsellesa Venezolana)
- 作詞
- ビセンテ・サリアス / Vicente Salias(1810年)
- 作曲
- フアン・ホセ・ランダエタ / Juan José Landaeta
- 採用時期
- 1881年
ベネズエラの国歌「勇敢なる人民に栄光を」の解説
ベネズエラ・ボリバル共和国国歌「勇敢なる人民に栄光を」(Gloria al Bravo Pueblo)は、カラカス市参事会がベネズエラ総督を追放した1810年に、医師でジャーナリストでもあったビセンテ・サリアスが作詞し、音楽家のファン・ホセが作曲した、されてきました。
最近の調査では、本当の作詞者は Andrés Bello であり、作曲者も Lino Gallardo とする説があります。
1811年にシモン・ボリバルとミランダらがベネズエラ第一共和国を樹立し、1811年5月25日にアントニオ・グスマン・ブランコ大統領によってベネズエラの国歌として採用されています。
なお、1840年以降、この曲がフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」と類似していることから、「ベネズエラのラ・マルセイエーズ」(La Marsellesa Venezolana)とも呼ばれるようになりました。
また、ベネズエラやラテンアメリカ諸国で非常に有名な曲「平原児の魂」(アルマ・ジャネーラ / Alma Llanera)は、ベネズエラの第二国歌とみなされており、社会的な会合やパーティーでよく歌われるそうです。

Caracas, vista al Este / Cabruta08

caracas 106 / franzconde

Tartaruga verde bebê 1 / Baby green turtle 1 / Marcio Cabral de Moura
ベネズエラの国歌「勇敢なる人民に栄光を」の歌詞
スペイン語:Gloria al Bravo Pueblo | 英語訳:Glory to the Brave People |
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— Coro —
— I — — Coro —
— II — — Coro —
— III — — Coro — |
— Chorus —
— I — (Chorus)
— II — (Chorus)
— III — (Chorus) |
ベネズエラ・ボリバル共和国国歌「勇敢なる人民に栄光を」の視聴(動画ファイル)
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合唱バージョンです。
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ベネズエラの概要
- 正式国名
- ベネズエラ・ボリバル共和国 / República Bolivariana de Venezuela
- 独立
- スペインから1821年7月24日に独立。
- 首都
- カラカス(Caracas)
- 面積
- 916,445km2(32位)
- 人口
- 30,620,410人(47位 / 2015年総計)
- 政治体制
- 大統領を国家元首とする連邦共和制国家。1999年12月に制定された新憲法で大統領の権限が強化され、任期は5年から6年に延長。選出は国民による普通選挙によって行われます。首相職は無く、大統領自身が行政府の長として内閣を統率します。議会はスペイン語で「Asamblea Nacional」(アサンブレア・ナシオナル / 国民議会)と呼ばれ、1999年憲法により両院制から一院制に変わっています。
- 民族構成
- 混血が進んだため、人種集団をはっきり区分することはできないと言われています。各国の研究者が独自に調査した構成比がによると、メスティーソが67%、ヨーロッパ系が21%、アフリカ系が10%、インド系が2%とされています。
- 言語
- 公用語はスペイン語で、最も広く使われています。また、31のインディヘナの言葉がある他、移民ごとにドイツ語、ポルトガル語、ガリシア語、イタリア語などが話されています。
- 宗教
- ローマ・カトリックが76%、プロテスタントが2%、その他が2%。
- 通貨
- ボリバル・フエルテ (Bs.F)(VEB)