- 曲名
- バヤモの歌
スペイン語:El Himno de Bayamo。または La Bayamesa とも表記。 - 作詞
- ペドロ・フィゲレード / Pedro Figueredo(1868年)
- 作曲
- ペドロ・フィゲレード / Pedro Figueredo(1867年)、アントニオ・ロドリゲス・フェレール / Antonio Rodriguez-Ferrer
- 採用時期
- 1902年
キューバ共和国の国歌「バヤモの歌」の解説
キューバ共和国の国歌「バヤモの歌」(La Bayamesa)は、1867年にキューバのバヤモ市で、ペドロ・フィゲレード(Pedro Figueredo)がフランスの国歌ラ・マルセイエーズを参考につつ、作詞、作曲したものです。
序奏部分はアントニオ・ロドリゲス・フェレールが作曲しています。
1868年10月10日に始まる第一次キューバ独立戦争のバヤモの戦いにおいて、キューバ独立派により歌われ、1902年の独立に際して国歌に制定されました。
歌詞は、もともと6節から成っていましたが、国歌として採用された時に、後半の第3~6節が削除されています。
フィデル・カストロが実権を握った1959年のキューバ革命後も、キューバの国旗と同様、国歌は変更されず、今日に至るまで、この「バヤモの歌」(La Bayamesa)が国歌として使われています。
キューバ共和国の国歌「バヤモの歌」の歌詞
スペイン語:La Bayamesa |
英語訳: The Bayamo Anthem |
日本語訳:バヤモの歌 |
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キューバ共和国の国歌「バヤモの歌」の視聴
演奏バージョンです。
合唱バージョンです。
キューバの概要
- 正式国名
- キューバ共和国、通称キューバ
スペイン語:República de Cuba
英語:Republic of Cuba - 独立
- 1902年5月20日、アメリカ軍の軍政から独立。
- 首都
- ハバナ(Havana)
- 面積
- 110,860km2(103位)日本の本州の約2分の1の大きさです。
- 人口
- 1125万6000人(2022年総計 / 83位)
- 政治体制
- 社会主義共和制。2019年に制定された新憲法では私有財産を認めていますが、「共産党」の統治・「社会主義」体制は堅持しています。国家元首は大統領。2019年の改憲で専任の首相職が43年ぶりに復活しています。一院制議会の人民権力全国会議は、直接選挙制で選出。総数589議席、任期5年です。
- 民族構成
- おもにスペイン系のヨーロッパ系白人が51%、ムラートが37%、黒人が11%、中国系が1%、と推定されています。
- 言語
- 公用語はスペイン語(キューバ・スペイン語)。公教育の普及率が高いことなどから、ホテルやレストラン、都市部などでは英語もある程度通じます。
- 宗教
- 無信教者が人口の55%。キューバ革命以前は人口の70%以上を占めていたカトリックは、約40%まで減少しています。その他、プロテスタント、エホバの証人、ユダヤ教、イスラム教、そして民族固有の宗教であるサンテリアなど。
- 通貨
- キューバ・ペソ(CUP)







